看護師が転職を考えた際に近年よく利用されるようになってきたのが、転職サイトです。
看護師の転職サイトを選ぶまず最初のポイントは、自分が希望する地域の求人を扱っているかどうかです。
大抵の転職サイトでは東京などの大都市の求人を取り扱っていることは多いのですが、転職サイトを運営する会社の支社がない地域においては求人を扱っていない場合もあります。
また、希望エリアの求人を扱っていたとしても、その数が少ないこともあるので事前に確認が必要です。
転職サイトによって求人数は数千件から数十万件と幅があります。
求人数が多ければさまざまな条件の求人があり、収入や福利厚生、夜勤回数など自分に合った求人を見つけられる可能性も高まります。
ただ、地域密着サイトであれば求人数は少なくても地域に特化した求人があるので、登録しておくメリットはあるでしょう。
転職サイトを運営している会社もサイト選びのポイントの一つです。
人材紹介会社には国による許可が必要で、許可を得た会社のサイトには「厚生労働大臣認可」という文字が記載されています。
また、運営会社が上場しているかどうかも一つの指標になります。
上場会社であれば会社の資金力も一定の水準があり、経営も安定しているということになり健全なサイト運営にもつながるからです。
実際にやり取りするコンサルタントも重要な要素になります。
コンサルタントは今まで看護師を職場に紹介してきた転職のプロで、優秀なコンサルタントであれば業界の知識や地域の情報なども把握しているでしょう。
ただ、優秀なコンサルタントであることは大事ですが、自分と相性が合うかどうかも大事です。
もし、自分に合わないと感じればコンサルタントを代わってもらったり、違う転職サイトを利用したりすることも選択肢に入れるといいでしょう。